バイオダイナミック有機農法とは

バイオダイナミック有機とは、有機認定にパスした条件でさらに厳しい審査を通過した有機です。

バイオダイナミック有機農法は野生生物に優しく、殺虫剤のレベルを下げ、人工の除草剤や人工肥料を使用せず、土地と自然環境をより持続可能な方法で利用します。有機農業は、野生生物にとって安全な場所を作り、ミツバチ、蝶、鳥にとって健康的な家を作ります. 有機食品は、次世代のより良い未来を促進します。

大量生産ではない、人の手による完全無農薬のバイオダイナミック有機ハーブは、一般的な有機肥料の強い独特な香りとは全く違った風味があります。

消費者にとってメリットが大きい

有機的に栽培された作物は、私たち自身の健康と環境の健康を結びつけます。オーガニック製品を選ぶことで、環境に直接影響を与えています。

殺虫剤は、花粉媒介者の個体数の減少の主な原因です。それらは、受粉昆虫の数を減らす責任があります。有機製品の添加物や防腐剤の使用を管理する厳格な規則もあります。有機農業は、遺伝子組換え作物の使用に反対しています。ミツバチは重要な花粉媒介者です。

バイオダイナミック有機のように、化学肥料や殺虫剤をまったく使用せずに生産された製品は、定量的に優れています。2014 年に British Journal of Nutrition に掲載された研究では、バイオダイナミック有機で生産された作物には、標準的な品種よりも最大 68% 多くの抗酸化物質が含まれていることがわかりました。

野生生物にとってメリットが大きい

バイオダイナミック有機農業は化学農薬や化学肥料を一切使用しないため、自然と野生生物にとってより良いものです。このように運営されている農場は、ミツバチ、鳥、蝶などの野生生物に天国を提供します。調査によると、バイオダイナミック有機農地では昆虫、植物、鳥の生息数が最大 50% 多いことがわかっています。また、有機的な土地には最大 75% も多くのミツバチがいます!

この野生生物の数と多様性の増加は、農薬の使用量が減り、有機農場が環境に優しい方法で管理されているためです。野生生物に与えられるスペースが増えると、農業生態系全体の健全性が向上します。原則として、有機農場の水も非常に健康的です. 化学肥料に使用される窒素は、川や小川から生命維持に必要な酸素を奪う可能性があります。これは有機農場では問題ではなく、水路の健全化につながります。

オーガニックとバイオダイナミック有機の大きな違い

1.土壌中の生命

従来の農業は土壌中の生命を殺してしまいますが、通常の有機農業ではそれをそのまま維持し、バイオダイナミック農法は土壌の生命が生き続けることを使命としています。有益な野生生物を歓迎し、カエル、ハリネズミ、蝶、てんとう虫などと共存しています。

一般の有機農法では、有機協会で認定している化学肥料と農薬を使用して、商用のための大量栽培を促し、害虫を駆除しようとします。有機ではない従来の農法では、卵から成虫までを駆除するために農薬を使用しますが、有機ではある程度の農薬を使用するため、取り切ることができません。
また、バイオダイナミック有機では、農薬はまったく使用しないため、成虫を人間の手で取り払うのみで完全な防御はできません。「虫が食べるほどおいしい。虫が寄り付かないほどまずい」とはよく言ったものです。完全無農薬の野菜に青虫がいることがよくありますが、通常の野菜は有機でもバイオダイナミック有機でもないため、まな板の上で青虫と出会うことはありません。

2.土壌殺菌の銅の使用

土壌の殺菌として、通常の有機農業では銅を使用しますが、それは土壌真菌の個体数を破壊し、長期的には土壌の質を妨げるためです。バイオダイナミック農法ではほとんど使用していないことを条件とします。それは、何十年何百年と持続的に継続して土壌が使用される自然を第一条件とするからです。

3.堆肥

バイオダイナミック有機の堆肥は、ヤロウ、タンポポ、ネトル、カモミール、樫、バレリアンを使用します。化学物質は含まれません。
これらの植物抽出物の使用は、害虫を追い払い、植物の活力を刺激し、病気、寄生虫、または気候事故に対する植物の耐性を強化するのに効果的です。但し、農薬ではないため完全な防御ができません。
カモミール: カルシウムの代謝に関連しており、窒素のプロセスを調節します。
ネトル: 窒素と鉄に関連していて、最初の2つの準備の影響を強化します。それは堆肥と土壌に一種の感受性を与え、良い腐植を促進します。
ヤロウ: 硫黄とカリの移動性に特別な役割を果たします。
樫: カルシウムと関係があり、増殖と活気の現象による植物の病気を調節します。
タンポポ花: とりわけ、それはケイ酸に関して重要な役割を果たします。
バレリアン: 土壌中のリンの移動を助け、堆肥の周りに一種の保護熱マントルを形成します。これはあらゆる生物にとって不可欠な皮膚にあたります。

4.化学肥料など

一般の有機では、有機協会で認定している化学肥料を使用しますが、バイオダイナミック有機では、一切外部からの使用はありません。馬や羊を放し飼いにし、消化と変換を介した肥料を使用します。

5.すべて人間の手で行い機械を使用しない

バイオダイナミック有機の生産モードはかなりの労働力を必要とし、大量生産するハーブ農場には適していません。手作業による収穫、各ハーブの手作業による選別や処理は、非常に時間がかかるため、生産性が低く組織化できません。そのため、少量での栽培収穫になり、一般の有機産物より割高になります。

厳しいチェックを合格した有機農法

世界で一番厳しいオーガニック認証です。まず、ヨーロッパでオーガニック認証を受けていることが第一条件。その上で、バイオダイナミック有機の審査に合格したものです。通常の有機栽培の一種、とは別物です。

この農法は、世界で一番厳しい条件をクリアした有機栽培。

金属や機械をなるべく避けますので、大量生産のように乾燥機で焦がして茶色になるようなこともありません。緑の葉がすべて茶色のときは、乾燥をどんどんと続けるため熱で焼けてしまったもの。あるいは既に酸化してしまったもの。有効成分はすでに破壊されています。

持続性可能な農法

金属製の機械をまったく使わない、ということは、手作業が多く必要となります。現代は、どんなことでも機械化され、合理化され、仕事を失った人が増えてきています。ところが、手作業の農法であり、バイオダイナミック有機農法を行っている人たちは、暮らしもすべて手作業。水は雨水を濾して使いますし、家も手作り、もちろん、すべて自給自足です。ですから、人が解雇されて仕事がない、ということが起こりません。持続性可能な農法なのです。
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完全無農薬

通常の有機農業のように、一部化学肥料を使用する、ということは絶対にありません。上記にあげているようなハーブを肥料として使用しています。

収穫

バイオダイナミック農法は、収穫も手摘み。手作業で手間暇をかけるため、 私たち人間の仕事がなくなりません。自然も動物も人間も、持続可能な生き方をしている方々のハーブです。
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乾燥

この農法で栽培収穫される量は、ごくごくわずかです。

主に、主にスペインやポルトガルなどの放射能非被爆地からの素材を扱っています。私どもが取り扱うハーブは、色と香りを保ちながら有効成分を損なわないように、木でできている棚に入れ、低温(25〜27℃)の季節のときに24時間から36時間くらい、ゆっくりと穏やかに除湿されて乾燥させます。大量生産あるいや有機農業では、乾燥機を使用しますが、バイオダイナミック有機では自然乾燥ですからハーブを痛めません。

結果、活性成分の有効性が高まり、特に敏感な結晶化の方法によって証明されたハーブティーの強い活力が得られます。

環境にやさしいビニール未使用

袋詰めにも機械や金属を使いません。ハーブは荒くゆすったり、乱暴に振ったりすると、それだけで有効成分がどんどんと消滅してしまいます。手で入れる方法がこの農法です。自然のままのハーブティーをお楽しみいただくためにご用意しています。また、環境に厳しい国々では、ビニール袋に活きたハーブを入れるようなことはしません。紙袋です。さらに電気工具を使用しませんから、人間の手でテープ止めします。当店でもハーブは紙袋でお届けしています。ハーブは6ヶ月以内の消化が基準ですから、それ以内に使用できるように各自ご納得のいかれる方法で保存保管してください。