自然農法ハーブとは

自然農法とは、一切無駄を出さない農業です。自然の力をそのまま生かします。

たとえば、有機農業は、種を毎年蒔いて収穫し、また種を植えますが、自然農法は、毎年同じように実がなります。電気は雨水を貯めてそこから農家が電気を作って使います。

土も有機農業のように耕すことをしませんし、有機肥料あるいは認められた化学肥料や、害虫退治のための有機農薬、化学農薬も使用しません。ミミズが土を耕します。肥料はまったく与えません。土が健康なので与えなくても花が咲き、しっかりと実ります。また、虫がつくこともありますが、それは虫の食べる領域であり、益虫が害虫も食し、人間が食べるところまで及ぼすこともありませんので、農薬も一切使用していません。

すべてが手作業のため、収穫は、有機農業の作物よりかなり少ないですが、地球を大切にする農法であり、味が有機の肥料による味付けとはまったく異なります。香料も当然使用されていませんので、甘みをおいしいと感じる人間にとって、本来の植物を味わうことができるでしょう。

シナジー農法(自然農法)の条件

当店の自然農法は、シナジー農法です。これは、耕さないこと、地球を動かさないこと、肥料を与えないこと。農薬は使用されていない代わりに、植物間の慎重な間作と数回のハーブの煎じ薬が使用されています。

シナジー農法とは、スペインの農家エミリア・ヘイゼリップが、日本の農学者福岡正信(1913-2008)の自然農法の原理を地中海性気候に適応させ、1980年代から開発した革新的な栽培方法です。ある程度の数の植物を密植し、自然界で自然に形成される葉や堆肥の層を似せてマルチングを行えば、土壌の肥沃度は向上し、維持されるということです。

シナジー農法(自然農法)の条件

1) 土壌の耕作を最小限に抑えます。これは、土の一部が、根の浸透と、微生物、昆虫、ミミズ、その他の小動物の活動によって機能するためです。

2) 土壌には肥沃度を維持・向上させる微生物が豊富に含まれており、ダメージを受ける可能性があるため、合成肥料を使用しません。

3) 除草は必要ありません。不要な草は完全に除去する必要はなく、制御する必要があるため、友好的な種の生息地となり、有害な種の避雷針として機能する可能性があります。

4) 合成農薬に頼りません。有機成分で手入れをすれば、自然はそのバランスを保ちやすいからです。

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