ほてりと睡眠のために

ほてりと睡眠障害の関係

女性の生理、妊娠など体の内側は、男性のような外側に向かうエネルギーとは真逆を意味しています。しかし、閉経に伴い、この内側のエネルギーが欠如し、逆に、外側に向かうエネルギーばかりが強くなります。バランスが崩れてくるのです。

この、外に向かうエネルギーは、意欲的で、暖かさを生み出します。月経があったときは、それ自体が排熱作用がありましたが、月経がなくなりかけた頃からエネルギーの蓄積につながる可能性があり、典型的なほてりにもつながりやすくなります。

女性は突然の多くのエネルギーを持ち、それは上昇するため、頭に熱がこもる感じがします。睡眠障害や動悸、そして内面の落ち着きのなさは、同じ原因であることがよくあります。体内に蓄積された熱は、乾燥、ひいては皮膚や粘膜の乾燥につながる可能性があります。

50歳以上になってからの睡眠障害には、バレリアンとホップの組み合わせなどのハーブティーが役立ちます。ラベンダーを加えた足湯もぐっすりとお休みいただけますし、緊張や動悸の治療に効果があることが証明されています。

どんな状態のときに飲むとよいのか

睡眠障害のほかに、ほてり、目や髪の乾燥があり、内蔵を冷やしたほうがよい場合

飲まないほうがよい状態とは

こちらの睡眠のためのハーブティーは、冷えが強く内蔵を温めたい方には向いていません。
また、腎臓、肝臓、脾臓が不調な方も向いていません。これらの内蔵のエネルギーが強すぎる方のためのハーブティーです。

ほてりと睡眠のためにハーブティーの成分

原材料：バレリアン、ホップ、ラベンダー、レモンバーム

EU オーガニック(バレリアン)
有効成分含有一定認定(ホップ)
バイオダイナミック有機(ラベンダー、レモンバーム)

バレリアン

蓄積された過剰なエネルギーを取り除き、沈静化させる働きがあります。胃腸の異常発酵を止める効果もあるため、胃腸のエネルギーが強くになるために不調での睡眠障害発生に最適なハーブ。

ホップ

腎臓が過剰なエネルギーのため、肝臓、脾臓が弱くなっている状態から訪れる睡眠障害に、その体内の過剰なエネルギーを沈静化させるハーブ。

ラベンダー

不安、不眠などから心を落ち着かせるラベンダーは、過剰なパワーを持つ腎臓のために生じる熱を排除します。また、神経系のバランスを調整します。

レモンバーム

眠りにつくのが難しい入眠におすすめのハーブ、レモンバームは、腎臓から生じる胃の熱の熱を取り除きます。