世界高血圧デー

コラム

世界高血圧デーは、高血圧に対する認識を高め、高血圧の予防、発見、管理を奨励するために、毎年5月17日に制定されています。高血圧症は、全世界で10億人以上、世界の成人人口の30%以上が罹患していると言われています。心血管疾患、特に冠動脈疾患や脳卒中の主要な危険因子である。また、高血圧は慢性腎臓病、心不全、不整脈、認知症のリスクファクターでもあります。だからこそ、この疾患に関する情報の共有が不可欠なのです。

血圧手帳には、家庭血圧の基準数値として75歳未満125/75、75歳以上135/85とあります。
加齢とともに血圧は高めになります。1日中が149以上になりますと、血圧を下げるために生活習慣の見直し、降圧薬の投薬が必要になるかもしれません。
血圧は1日中同じではありません。ホルモンの状態によって、1日中、かなり大きな幅で上下します。
ですので、毎日朝が150近くても、午前10時ごろ測ると120台であれば、いっときだけ150が出る、ということで気にすることはありません。大学病院内分泌科ほか呼吸器科など内科ではそれが基本情報としています。

さて、今日は、その血圧を下げるための代表的なハーブをご紹介します。
主に利尿のためのハーブも血圧を下げますが、今回は心臓、血液循環系のハーブです。

 

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